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アヤセベーカリー アヤセベーカリー 国産小麦使用のあんしん無添加パン

電子レンジやフライパンを使ってもOK?パンの冷凍・解凍方法を徹底解説

まとめ買いしたパンを長持ちさせたいとき、皆さんはどのような方法で保存していますか?

常温か、冷蔵か、冷凍か、主にこの3つの方法が考えられますが、おいしく保存するためにはどうすればよいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、賞味期限内に食べきれそうであれば「常温保存」、賞味期限を超えてしまいそうであれば「冷凍保存」するのがおすすめです。生クリームや生のフルーツなど、傷みやすい具材が含まれている場合は冷蔵保存した方がよいこともありますが、冷蔵庫は乾燥しやすくパンの劣化を早めてしまう恐れがあるため、基本的にはあまり推奨できません。

そこで今回は、パンの品質を保ちながら長期保存するためのコツを徹底解説。正しい冷凍保存の方法やおいしく解凍するための手順、パンを冷凍・解凍する際の注意点などを詳しく紹介していきます。

基本を押さえておいしさキープ!パンの冷凍方法

まずは、パンの冷凍方法から確認していきましょう。

Step1.小分けにする
Step2.ラップに包む
Step3.密閉容器または密閉袋に入れる
Step4.冷凍する

パンをおいしく日持ちさせるための最大のポイントは、乾燥を防ぐことです。水分が蒸発してしまうとパサパサになったり、硬くなったりしてしまうため、空気が入らないように1つずつラップでぴっちり包んだうえで、密閉容器または密閉袋に入れて冷凍するようにしましょう。

また、品質を保つためには、できるだけ早く凍結させることも重要です。そのため、食パンやフランスパンなどの大きなパンは、あらかじめ適度な厚さにカットしたうえで冷凍庫に入れるようにしましょう。

賞味期限はどれくらい?冷凍したパンの保存期間

冷凍パンの賞味期限は、一般的に2週間から1カ月程度が目安といわれています。

ただ、いくら冷凍保存しているとはいえ、保存できる期間はパンの種類によっても変わってきますし、その期間が長ければ長いほど劣化も進んでしまうため、長期的な保存はおすすめできません。

正しい方法で保存したとしても、冷凍焼けを起こしてしまえばせっかくのひと手間が台無しになってしまうため、なるべく早く食べるようにしましょう。

電子レンジ?トースター?冷凍パンを解凍する4つの方法とは

冷凍パンの解凍方法は、主に4つあります。

①電子レンジで解凍する
②オーブントースターで解凍する
③フライパンで解凍する
④自然解凍で解凍する

パンの厚さや種類などによって最適な解凍方法が異なるため、それぞれのパンに応じてリベイク方法を変えてみてくださいね。

では、1つずつ解説していきます。

①電子レンジで解凍する

厚切りの食パン(4枚切りなど)や厚さが均一でないロールパン、具材入りの総菜パン・菓子パンなど、トースターだけでは加熱ムラが生じやすいものは、電子レンジで解凍するのがおすすめです。

Step1.冷凍パンを新しいラップで包みなおす
Step2.電子レンジ(500W)に入れて、10~30秒加熱する
Step3.好みの温かさになるまで、10秒単位で再加熱する

電子レンジの場合、温めすぎてしまうとパンが硬くなってしまう恐れがあるため、一気に加熱するのではなく、少しずつ時間を追加するようにしましょう。

なお、表面をカリッと仕上げたい場合は、電子レンジで半解凍した後にトースターで焼くとおいしく食べられますよ。

②オーブントースターで解凍する

薄切りの食パン(6枚切りや8枚切りなど)や冷凍時に薄くカットしておいたバゲット、具材の入っていない総菜パン・菓子パンなど、加熱ムラの心配がないものは、凍ったままオーブントースターでリベイクしてしまって問題ありません。

ただし、表面が砂糖やバターなどでコーティングされているパンは焦げやすいため要注意。そのまま入れると焦げてしまう可能性があるので、アルミホイルで包んでから焼くようにしましょう。

Step1.オーブントースターの温度を200℃に合わせて、2~3分予熱する
Step2.冷凍パンをトースターに入れる
Step3.4~10分トーストした後、余熱で2分程度温める

なお、オーブントースターにスチーム機能が搭載されていない場合は、霧吹きで軽く水分補給してから焼くと、ふっくらとした仕上がりになるので、ぜひ試してみてくださいね。

③フライパンで解凍する

食パンやバゲットなどのシンプルなパンは、フライパンで焼くことも可能です。

Step1.何も引いていないフライパンに冷凍パンを置く
Step2.フタをして中火で点火する
Step3.2~3分じっくり焼く
Step4.裏返してフタをし、焼き色がつくまで2~3分焼く

お好みでバターを引くのもおすすめですが、その際は表面が焦げないようご注意ください。

④自然解凍で解凍する

時間がある場合は、常温または冷蔵庫で自然解凍するのがベストです。商品によっては自然解凍が推奨されていない場合もありますが、基本的には自然解凍してから焼いた方がおいしく食べられます。

解凍時間はパンの大きさや室温などによって異なりますが、目安としては常温で3~4時間程度。クリーム入りのパンや蒸しパンなど、解凍する時間によって食感が変わるものもあるので、いろいろ試しながら、その違いを楽しむのも面白いかもしれません。

ちなみに、朝ごはんとして食べることが決まっているのであれば、前日の夜に冷凍庫から出しておくだけでOKです。翌朝にはほどよく解凍されているので、そのまま焼いて食べられますよ。

パンを冷凍・解凍する際の注意点

最後に、パンを冷凍・解凍する際に注意したいポイントを2つ紹介します。

注意点①冷凍に向かないパンもある
注意点②1度解凍したパンを再冷凍するのはNG

詳しく見ていきましょう。

注意点①冷凍に向かないパンもある

ほとんどのパンは冷凍保存できますが、なかには冷凍に適していないものもあります。 例えば、次のような具材が含まれているパンは、冷凍することで食感や風味が損なわれてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

・いも類
・ゆで卵
・生の果物
・繊維質の野菜(人参やゴボウなど)
・水分の多い食材(トマトやレタスなど)
・生クリーム
・マヨネーズ

一般的に、水分や油分を多く含む食材や繊維質の野菜などは冷凍保存に向いていないとされています。そのため、これらの特徴を持つ具材が含まれている場合は、常温保存可能な期間中に食べきるようにしましょう。

注意点②1度解凍したパンを再冷凍するのはNG

これはパンに限ったことではありませんが、冷凍や解凍を繰り返すと食品の品質が著しく低下してしまいます。食感や風味が大きく損なわれるうえに、細菌が繁殖するリスクも高まるため、必ず食べきれる分だけを解凍するようにしましょう。

パンに合った解凍方法で焼きたてさながらの味を再現しよう!

パンは保存方法およびリベイク方法によって、そのおいしさが大きく左右されます。1つずつラップに包んだり、小刻みに加熱しながら解凍したりと多少の手間はかかりますが、そのひと手間を加えることによって、焼きたてさながらの味を自宅でも楽しめるようになるので、ぜひ実践してみてください。

なお、当店では冷凍パンの通信販売を行っております。国産小麦を使用した無添加のパンを詰め合わせでお届けしておりますので、興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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